★ 映画【愛を読むひと】＠スティーブン・ダルドリー監督

渋谷のCafeで友人と長々お茶〜した後、新宿ピカデリーへ(*ΦωΦ)ﾉ
本来、1,000円で観られる日にしか映画を観ない人だけど（笑）ポイントが溜まったからいつでも無料で観れちゃうので、久々に土曜日に映画を観てきました

解説：幼いころに恋に落ち、数年後に劇的な再会を果たした男女が、本の朗読を通じて愛を確かめ合うラブストーリー。
ベルンハルト・シュリンクのベストセラー「朗読者」を原案に、『リトル・ダンサー』『めぐりあう時間たち』の名匠スティーヴン・ダルドリーが映像化。
戦時中の罪に問われ、無期懲役となったヒロインを『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、彼女に献身的な愛をささげる男をレイフ・ファインズが好演。物語の朗読を吹き込んだテープに託された無償の愛に打ち震える。
あらすじ：1958年のドイツ、15歳のマイケルは21歳も年上のハンナ（ケイト・ウィンスレット）と恋に落ち、やがてハンナはマイケルに本の朗読を頼むようになり、愛を深めていく。ある日、彼女は突然マイケルの前から姿を消し、数年後、法学専攻の大学生になったマイケル（デヴィッド・クロス）は、無期懲役の判決を受けるハンナと法廷で再会する（シネマトゥデイ）

『愛を読むひと』。。。よかったデス (ノд<。)゜。
泣かすような映画じゃないけど、わたしはかなり泣いたな〜(Ｔ▽Ｔ)(Ｔ▽Ｔ)(Ｔ▽Ｔ)
しかぁ〜〜し　ベッドシーンはスッゲー生々しい上に、何度も何度も出て来るので、子供は見ちゃダメよーーん（笑）
この映画は、大人じゃないと理解できないかもしれない。。説明を省いてる部分が多いし、私にも理解しがたい部分が多々あった。。でも話が難しいとかじゃないんデス　感情の機微がね〜複雑なの。。人の心って本人でさえ分からないものじゃないですか...(*v.v)
「愛してるなら、ああしてやればいいのに。。その方が映画的にも盛り上がるし、カタルシスを感じるのに」って場面も出てくるんですよ。。だけど世の中も人の心もそう単純には運ばないし、その意味ではリアリティーがあるのかなとも思ったり。。
15歳の夏の情熱的な恋が、一生を左右してしまうこともあるんだね。。。
ズルく生きられず、一生苦しみを抱えて生きる主人公の誠実さに心打たれました。
今、思い出しても泣いてしまうよぉぉ ｡･ﾟ･(>_<)･ﾟ･｡

そもそも、少年と年上の女性との恋って設定はおいらのツボではないのよね。。
でも、そのことはさほど気にならなかった。
少年は15歳らしい素朴なコで、真面目な優等生で育ちもいいんだけど、綺麗なおばちゃんとの恋愛が禁断とか不道徳って感じはさほどなくて、いやらしい感じはしなかった。
いや、ベッドシーンはエグイんだけど、不快感はあまり無いんですよ(^.^)
少年が痛々しいほど子供ではなく、案外包容力もあったりするからね。

ケイト・ウインスレットって確か今、33歳。この映画を撮影した頃は31〜2歳のハズ。
キレイなんだけど、すごいオバサンっぷりなんだよね(＠□＠;)。。役がどうのではなく、存在そのものがオバサンっぽいのよ（笑）
肝が据わってるっていうか、20歳そこそこだった『タイタニック』のころからオバサンっぽかったし、演技は上手いんだろうけど、好きなタイプの女優さんじゃなかったなぁ。。
30過ぎて更にオバサンっぽくなったけど、今はむしろ逞しさに好感が持てる(*'∨`艸)
少年役のデヴィッド・クロス君、演技が自然で上手いです(･∀･)v
とても15歳らしかったのに、８年後の大学生役も違和感なかったもんなぁ。。
少年が大人になってからを演じているのがレイフ・ファインズ様。
いいワ〜〜、渋いわ〜(〃∇〃)　好きな俳優さんの一人ですね。
今回はナイーブな役だけど、どんなにエグい役（『ある公爵夫人の生涯』の侯爵様とか）を演じても英国紳士のダンディズムっていうか、グレースを感じる。。
ダルドリー監督の作品はやっぱり好きデス。感性がヨーロッパ的なところがイイ
『リトル・ダンサー』や『めぐりあう時間たち』もそうだった。

余談ですが、、予告のＢＧＭについて２つ(*'∀')ﾉ
『愛を読むひと』は、映画館やテレビで流れてる予告が非常に良いんですが、その時にＢＧＭに使われてるのは平井堅さんの曲ですよね？　映画本編にはいっさい出てこないんだけど、良い曲ですねぇ。。平井堅はここ数年、歌い方（息継ぎ）がキモくて無理(><;)!! って感じだったのに（笑）この曲は好きです

映画館で流れてる『カムイ伝』の予告の曲が『ストレンヂア』にそっくり(◎-◎)!!!
そっくりっていうか、まさに『ストレンヂア』の曲そのものなのかしら
時代劇だし音楽的にピッタリ嵌るから使ってるんでしょうか？？？