【王の男】

体調も良くなってきたことだし、久々に映画を観て来たよん♪
映画は映画館で観るのが好きで、観たいやつがたくさん公開されてる時期なら、週１のペースで観るかなぁ。
病気でしばらく観られなかったから『デスノート／後編』以来。

　　劇場には、映画で使われた衣装が展示されてました。
　　
　　http://www.kingsman.jp//
『王の男』！！　おもしろかったです！
韓国映画で、時代劇。私にしては珍しいジャンルなのかな。
でもねー、元々好きなジャンルかも(^.^)

だって、この映画を観て連想したのは、私の長年の愛読書『華の碑』（＠杉本苑子）と、映画『仮面の男』なんだも〜ん。

『華の碑』は、世阿弥の物語で、河原乞食だった能（猿楽）役者が、足利義満の恩寵を受けて芸道を極めて行く物語。この『王の男』も、貧しい芸人が暴君である王に気に入られて…、ってなお話。
ね？　ちょっと、似てるでしょ。さらに、王の暴君っぷりと運命が『仮面の男』のルイをちょっと思わせたのです。

　終盤は泣けたー(ToT)(ToT)

コンギル役のイ・ジュンギ君は、写真を見てキレイだなーと思ってたけど、映画を観たら、好みという程ではなく(笑)、先輩芸人のカム・ウソンが素敵で〜〜。いや、イ・ジュンギはもちろん綺麗で魅力的だったんだけど、キャラがもっと毅然としてたら良かったなぁなんてね。
これは、オーランド・ブルームがカッコイイと思って『ロード・オブ・ザ・リング』を観たら、ヴィゴ・モーテンセンに惚れた！　みたいな流れか？（笑）

・・・話が、脱線しすぎました(￣▽￣*)ゞ（爆）

ともかくカム・ウソンとイ・ジュンギの友情や芸への情熱が感動的だし、暴君である王様も実は愛に餓えた可愛そうな人だしね。
そのあたりの描写がぐっときて、尺の長さも気にならない面白さでした。
ホ●映画？と思って敬遠しないように！　そこがミソではないからね。