映画【Dr.パルナサスの鏡】＠テリー・ギリアム監督作品

解説：『ブラザーズ・グリム』などの鬼才、テリー・ギリアム監督による幻想的なファンタジー。悪魔との契約で不死身を望んだ男を取り巻く人々の皮肉な運命を豪華キャストで描く。謎めいた青年役に、これが遺作となった『ダークナイト』のヒース・レジャー。彼の急逝により危機に陥った本作を救ったのは、ジョニー・デップにコリン・ファレル、ジュード・ロウという名優わいたち。撮影途中の役を彼ら３人が演じ分けた、奇想天外な物語に息をのむ。
あらすじ：現代のロンドンに奇妙な舞台と旅芸人の一座が現れる。1000歳以上という老人のパルナサス博士、娘のヴァレンティナ、曲芸師のアントン、そして小人のパーシーが一座のメンバーだ。ある晩、博士の前に悪魔のニックが現れる。博士はかつて悪魔と不死と引き換えに、「娘が16歳になったら差し出す」取引をしていた。一方、ヴァレンティナは橋で若い男トニーを助ける。記憶喪失の彼はそのまま一座に加わるが、それは悪魔の企みだった。

http://www.parnassus.jp/index.html

監督：テリー・ギリアム
出演：ヒース・レジャー，クリストファー・プラマー，ヴァーン・トロイヤー
　　　アンドリュー・ガーフィールド，リリー・コール，トム・ウェイツ
　　　ジョニー・デップ，コリン・ファレル，ジュード・ロウ


テリー・ギリアムって、キチ●イだよね？（笑）
この前『イングロリアス・バスターズ』を見て、タランティーノ監督も壊れてると思ったけど、テリー・ギリアムの方が狂人度で上を行ってるな（←褒めてる(笑)）
ダメな人は全く受け付けないであろうこの作品(爆)、おいらはけっこう好き〜(´∇｀)v
冒頭から、絵的にはもう大好きすぎてワクワクでした。ティム・バートン監督の作品もそうだけど、無気味で美しい世界が大好きなんです　猥雑で美しくてマニアックな造形はおいら的にツボ。ロンドンが舞台なのもポイント高いわ〜(^_-)-☆

でも最近ちょっと睡眠不足だったせいなのか、、中盤からたまぁにウトウトしてしまい〜〜、肝心のクライマックスでガン寝してしまいましたとさ(´□｀；)　意識が戻ったときはエンディング１分前くらいで（何分寝てたんだろう？）話が見えなくなってしまった(￣▽￣*)ゞ
だから、この映画を語る資格はおいらにはないんだけど、ともかく好きな世界ではあったのは確か。。イマジネーションの泉のような作品なんですよね。。
古典的な悪魔との戦いっていうか、[パルナサス＝夢や想像力] vs [悪魔＝負の欲望] で、何世紀にも渡り延々とゲームしてるんだけど、それがめっちゃ下らなかったり (ﾟｍﾟ*)（爆）
鏡の中ではアル中のパルナサス博士の脳内映像が現実になるので、そりゃあもうブッ飛んでます。
そのヘンテコな映像をテリー・ギリアムは本気で作ってるので、もう変態だとしか・・（笑）
悪趣味で、クスリをやってる人の頭の中みたいな狂った映像なのに美しい。。
はぁ〜〜〜、わけ分かんなかった（爆爆爆）

ヒース・レジャーは、20代にして既にハゲちらかしてますが（すまん）チャーミングでした。イイ役者でしたね。彼の急逝で代役に立ったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルもさほど違和感なく溶け込んでます。鏡の中のヒースの役だから違和感ないですね。
ところで、、コリン・ファレルって一時期、これでもかってくらい出まくってたけど、久々に見た気がする。おいらが見てなかっただけ？？