◇【潜水服は蝶の夢を見る】＠ジュリアン・シュナーベル

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ELLE誌編集賞として人生を謳歌してしたジャン＝ドミニク・ボビー（42）は、突然の脳梗塞に倒れる。生還し、昏睡から覚めたものの全身麻痺となり、残された自由は左目のみ。
絶望しかけるが、言語療法士から、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教わった。。
どんな状況でも人間性を失わなければ、人は想像力と記憶で自由に羽ばたける。
やがてジャンは20万回以上の瞬きだけで、自伝を綴る。。。

・・・これは、実話です

２月の公開からしばらく経ってようやく見ることができました〜(*'∀')v
すごく興味があったけど、ミニシアター系だし、忙しいはでなかなか機会がなくて。。
映画好きの友人に先を越され、、彼女曰く「眠くなっちゃった。イマイチ。(ｰｰ;)」という感想。
それで、まあ見なくてもいいかな〜（笑）と思ってました。
ところが、ネットでレビューを読むと評判はナカナカ。。
しかも、好評のためロングランで拡大ロードショーになったらしく、今、近所のシネコンでもやってるじゃないですか(･∀･)ﾉ
これは観ておかなくては　とばかりに行ってきました。

うん、面白かった(￣▽+￣)v　わたしはけっこう好きでした〜。
もっと重苦しい話かと思ってたら、全身麻痺のジャンは煩悩だらけなんだもん（笑）
全編、かなりのユーモアに溢れてんのさ〜(*´艸｀)
前半なんてもう、ジャンの視点・一人称（主観）だけで話は進むんですよ。
まさに彼の見ている景色だけが画面になってる。
ジャンの脳内を覗いてるような錯覚を起こすほど、うまく創られてたなぁ。。
ジャン＝ドミニク・ボビーは、本当に指先ひとつ動かせないし、もちろん言葉も喋れないけれど、脳内は生き生きと自由に動き回ってるんです
煩悩まみれだったり、情けなかったり、ユニークな空想をしたり。。
生きてるって、いったい何だろう？　肉体的に健康でも精神の牢獄に捕われる人だって大勢いるわけだし。。。なんてことを考えてしまった。

ジャンと父親との関係、ジャンと子供たちとの関係に泣かされたねー (ノд`)
奥さんや愛人やらとの男女の絆より、私は親子の愛にカンドーしてしまった。。
良い作品でした(≧д≦)ﾉ