映画【ウォーク・ザ・ライン/君につづく道】＠ホアキン・Ｐ

解説： 実在した1950年代のカリスマスター、ジョニー・キャッシュの生涯に迫った真実の愛の軌跡。監督は『アイデンティティー』のジェームズ・マンゴールド。主演に『グラディエーター』のホアキン・フェニックスがプレスリーらとロカビリーの黄金時代を築いた伝説の男を熱演する。共演は『キューティ・ブロンド』のリース・ウィザースプーン。この２人が劇中で熱唱する歌はすべて吹き替えなしの本物。
あらすじ： 1950年代アメリカ。ジョニー（ホアキン・フェニックス）はレコード会社で飛び込みのオーディションを受け合格する。妻子を残し全米ツアーに出た彼は、憧れのカントリー歌手ジューン・カーター（リース・ウィザースプーン）と運命的に出会うが……。（シネマトゥデイ）
監督：ジェームズ・マンゴールド
原作：ジョニー・キャッシュ
出演：ホアキン・フェニックス，リース・ウィザースプーン，ジニファー・グッドウィン
　　　ロバート・パトリック，ダラス・ロバーツ，シェルビー・リン

まだ [公式HP] が残ってた↓↓↓（予告編が良いので見てみてね〜(^_-)-☆）
http://movies.foxjapan.com/walktheline/

これは2005年の作品で、当時すごく観たかったのに観逃した作品デス。
先週、NHK BS2で放送されたので録画しときました〜　BS2だとノーカットだし、ＣＭもナシで字幕版だから最高ですわ〜〜♪♪♪＼(^∇^)／
しかしホアキンは顔が濃いなぁ。。濃すぎる!!!　リヴァーと兄弟なんて信じらんねーよ（笑）
でもごくたまに角度によっては似てる。ジョニデに見える時もあるから不思議。

自伝なんだけど、おいらはカントリー・ミュージックに興味ないし、大スターだったというジョニー・キャッシュのことも全然知らなかったんですが...(^◇^;)
カントリーって日本で言えば演歌みたいな認識だったけど、これはいわゆるロカビリーなんだねー(◎-◎)!!　50-60年代のアメリカのファッションや街の佇まい、車のデザインがカッコイイ。
ミュージシャンのアコギのポジションが高くて、思わず長瀬クンを思い出した(￣w￣)
そういえば長瀬クンは車やバイクもこの時代のものが好きだから影響受けてる〜？？

[子供時代のトラウマ]→[ミュージシャンとして成功]→[薬で転落]→[家族崩壊]→[復活]
ざっと表すとこんな感じのストーリーだけど、脚本演出も役者もめっちゃ良かった

ジョニーの人生には、芯の部分に子供時代のトラウマがあるのよね。。

貧しい家庭に育ち、優しく優秀で大好きな兄は家の手伝いの製材作業中に機械に巻き込まれて命を落とす。弟のジョニーが仕事に飽きて釣をしていた時の出来事だった。父はデキの良い兄が死に問題児のジョニーが生きている事をののしる。本人も自分の生を罪だと感じながら生きて行くことに…。
でもこのトラウマがあったからこそ大人になった彼を音楽という媒体で叫ばせたんだよね　元々ナイーブな人なのにパフォーマンスは男らしくて情熱的なんです(>ω<)ﾉ

ジョニーは、仕事仲間となった憧れのカントリー歌手ジューンに惹かれていくけれど、お互いに妻子のある身。。二人の仲は進展せず、ずっと友人であり続けるの。
大スターとなったジョニーは、妻と分かりあえずジューンとの愛も報われず、酒と薬物に溺れ麻薬所持で逮捕される。。そして遂に家族も崩壊。。。ジョニーの愛を拒否し続けつつも、彼がどん底に落ち薬物中毒で苦しんでる時に支えてくれたのはやっぱりジューンだったんだよねぇ。。それを後押ししてくれたのはジューンのママ。ママは普通の人だけど人間としてイイ味出してたなぁ。。
ずっと断られ続けたジューンへの最後のプロポーズに泣けた〜〜・゜・(ノД`)・゜・。

最終的に、起死回生のアルバムがビートルズ越えの大ヒットを飛ばして、大スターに帰り咲き、ジョニーは両親ともうまくいき、再婚したジューンとは35年の結婚生活を全うしたんだね(；∇；)
魂の呼び合う本当に気の合う相手と巡り合って結ばれるのは難しいことだけれども、それを得た時、人間は真の幸福を掴めるんだね。。
ホアキンはナイーブな大スターを体現してて素晴らしかった。リースも可愛らしいし上手いなぁ。
ジョニーの父親役のロバート・パトリックが凄く良かったんだけど、この人って『ターミネーター２』のT-1000じゃん!o(゜◇゜o)　しかも『テラビシアにかける橋』の父親役　あれも良かった。

最近、映画blogになってるぅ？？（笑）　長瀬クンの凄さを再認識するためにも沢山いろんな良いものを観て客観性を持ちつつ、感性も磨かなくちゃ　な〜んてね(*‘‐＾)-☆