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毎日の「うれしい たのしい」を、勝手におすそわけ♪
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解説:かつては一流オーケストラの天才指揮者だった中年清掃員が、急きょ出演できなくなった楽団の代わりに、昔の楽団仲間を集めてコンサートに出場しようと奮闘する感動作。寄せ集めオーケストラが巻き起こす奇跡を、『約束の旅路』のラデュ・ミヘイレアニュ監督が笑いと涙とともに描き出す。『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『トランスポーター』シリーズのフランソワ・ベルレアンらが出演。逆境にめげず、コンサート出場を目指す元楽団員たちの姿に勇気づけられる。
あらすじ:かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレ(アレクセイ・グシュコフ)は、ソ連時代の圧政で地位を奪われ、今は冴えない劇場清掃員として働いていた。ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているというFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、コンサートに出場するというものだった。(シネマトゥデイ)


http://orchestra.gaga.ne.jp/

ラストのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の演奏で号泣した。・゚・(>_<)・゚・。
不協和音がピタッと揃って神懸かり的な音に変わった頃から涙が止まらずに、エンドロールの最後まで泣いてた(ノд<。)゜。 おいらチャイコフスキーが大好きだから余計にヤヴァかった。。音楽の素晴らしさに圧倒されて大感動した。。いい話だったなぁ~。

名声の絶頂期にブレジネフ政権のユダヤ人排斥によって音楽を取り上げられて、今はボリショイ交響楽団で清掃員として働くアンドレイが主人公。アンドレイはロシア人だけどユダヤ系楽団員を擁護して国家へ楯突くものとして指揮者の座を追われたんです。
音楽を奪われ落ちぶれて30年間も負け組だった男と楽団員の一発逆転ものですよ
こういう話って人の心を揺さぶるよね~。間違いない(≧д≦)ノ

でも基本、滑稽で笑えるストーリーなんです。ブランク30年の楽団員がみんなスラブ系で生きるためにたくましくて、自由すぎるの( ̄w ̄)(爆)
見ていてイライラするほど金儲けとか遊ぶことしか考えてねーー(笑)
でも音楽性とウデとは失ってなかった。。特にジプシーのヴァイオリニストがパネーv(≧∇≦)v
登場人物がみんないいキャラしてるのよ~。30年間、夫を支えるために逞しく生きて来たんであろう妻もいい味出してたなぁ。。奥さんが男前で泣けた(>_<。)
スターヴァイオリニスト役のメラニー・ロランって女優さんは『イングロリアス・バスターズ』のあの娘かぁ。。。どうりで見覚えがあるはずだ(*'∀')ノ

この作品はファンタジーとして気楽に見ればいいと思う。決して超クオリティーの高い芸術作品っていうんじゃなく、むしろB級臭(笑)もするし「ありえねー」って突っ込みっぱなしなのに、最後にオーケストラの奏でる天の恵みのような音に打ちのめされて涙が止まらなくなる。そんな作品。
でも当時の圧政やユダヤ人の排斥、ユダヤ系を庇って転落した音楽家の話は本当にあったこと。。その事実がこのコメディー・テイストの作品に深みを与えてるんデス。

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好奇心のおもむくままにチャラチャラと趣味中心に暮らしつつも、実は現実派。。
エンタメ(映画&舞台&ライブ&ドラマ(長瀬クン出演作品限定(笑))、アート、小説、歴史、旅行、遺跡、ファッション、長瀬智也、羽生結弦、フィギュアスケート、Adam Cooper、英国 etc...美しく奥深いものを愛して止まず!!!
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