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毎日の「うれしい たのしい」を、勝手におすそわけ♪
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解説:生きるために北朝鮮から中国へ渡った父子の悲劇を描いた人間ドラマ。100人近い脱北者への取材を基に企画から完成までに4年を要した本作は、助監督をはじめとする30人余りの実際の脱北者がスタッフとして参加。彼らの想像を絶する体験と故郷への想いが折り重なった本作は、世界で初めて、北朝鮮のリアルな日常と強制収容所の実態を描くことに成功し、第81回アカデミー賞外国語映画部門賞の韓国代表作品に選ばれた。中国やモンゴルで撮影された雄大な映像美も見どころだ。
あらすじ:中国国境に近い北朝鮮の炭鉱の町で、貧しいながらも妻子と幸せに暮らすヨンス(チャ・インピョ)だったが、ある日妻が肺結核を患う。風邪薬さえ手に入らない状況に、危険を顧みず決死の覚悟で国境を超え中国へ出稼ぎに行くが、不法な現場が発覚し警察に追われる身に。その間に病状が悪化した妻は亡くなり、一人残された11歳の息子ジュニ(シン・ミョンチョル)は父との再会を信じ国境を目指すのだが…。


http://www.crossing-movie.jp/

ヨーロッパ映画3連続の次が日本映画で、お次は韓国映画でしたーー(*'∀')ノ
映画で世界旅行?(笑) 韓国映画はマジで久々だな~。何年ぶりか覚えてないくらいです。
映画好きの友人が絶賛してたので、気になって観てきました。

だめだ。。予告動画を見ると、今もまた号泣していまう。。(ノд<。)゜。
そりゃぁ北朝鮮のことは良く思ってないさ。。あの非道な拉致問題もいまだ解決してないし、独裁者(将軍様)と洗脳された人々っていうイメージだったよ。。にもかかわらず普段あまり気に掛けることもなく生活し、どこか他人事だったのは否めない。。
でも、そんな国の市井の民は結局自分と同じ普通の人間なんです。彼らのリアルな日常に衝撃を覚えた。。脱北者が大使館に駆け込んだり、国境の川を命がけで渡る様子などはニュースや報道特集で目にしたりはしてたんだけどさ~。

北朝鮮の現実が生々しく描かれていて、貧しく不潔で服もボロボロ。。強制収容所の悲惨さときたらもう目を背けたくなる地獄です(>д<)!!!
でも映像はとても美しく、映画としてのエンタメ性は保たれてるんです。
この物語に登場する家族の愛の美しさや懸命に生きる姿に心打たれた((;□;))
つつましく、ささやな幸福に包まれた家族。。そして、その美しいものを無残に踏みにじる国家の体制に怒りを覚えた。泣いて泣いて、泣くしかできない自分が情けない。さほど遠くない国にこんな現実がある。ぬくぬくと暮らしている私達は映画の最後の方に出てくる能天気な観光客と一緒だ。

エンドロールで流れる映像にもまた涙が止まらなくなった・゜・(ノД`)・゜・。
そこには理想の世界が描かれてたんですよ。。本当に普通に河原で煮炊きして食事して会話やふれあいを楽しむ人々の様子が描かれてるだけなんだけど。。でも、たったそれだけのことが出来ないなんて。。やるせないです~~~。・゚・(>_<)・゚・。

泣くことしかできない自分がふがいないけど、知ることができたのは収穫だと思ってます。すべてにおいて恵まれてる自分は、もっとちゃんと生きなくては。
配役も素晴らしく、父親役のチャ・インピョも息子役のシン君も好演でした。

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自己紹介:
好奇心のおもむくままにチャラチャラと趣味中心に暮らしつつも、実は現実派。。
エンタメ(映画&舞台&ライブ&ドラマ(長瀬クン出演作品限定(笑))、アート、小説、歴史、旅行、遺跡、ファッション、長瀬智也、羽生結弦、フィギュアスケート、Adam Cooper、英国 etc...美しく奥深いものを愛して止まず!!!
現在、東京近郊でひとり暮らしを満喫中。ひとり最高〜(*´ー`)♪
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