【インビクタス/負けざる者たち】＠モーガン・フリーマン

解説：ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説を、『グラン・トリノ』のクリント・イーストウッド監督が映画化した感動のドラマ。アパルトヘイト運動に尽力し、南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。主演は『ダークナイト』のモーガン・フリーマンと、『インフォーマント！』のマット・デイモン。新旧の名優たちが熱演する実話を基にした物語に胸が震える。
あらすじ：1994年、マンデラ（モーガン・フリーマン）はついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差の残る国をまとめるため、彼はラグビーチームの再建を図る。1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、マンデラとチームキャプテンのピナール（マット・デイモン）は、一致団結して前進する。（シネマトゥデイ）

http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/

監督：クリント・イーストウッド
出演：モーガン・フリーマン，マット・デイモン，トニー・キゴロギ

感動しました　イイ映画でした〜 ・゜・(ノД`)・゜・。
以前『マンデラの名もなき看守』っていう映画も観てまして、これもいい映画だったなぁ。
予備知識は入れずに鑑賞したけど、おもしろかった(≧∀≦)/
マンデラの一代記ではなく、大領領に就任してからワールドカップまでの、短い期間を切り取ったのも映画としてとても効果的だったと思う。

反アパルトヘイト運動により反逆罪で27年も収監されていたのに、、白人が黒人にした数々の残虐なしうちも見てきたのに、自由と権力を得た後に彼が選んだのは、復讐ではなく赦し。((；д；))
彼の一言一言から教わることが多く、その人間性に魅了された。。人としての大きさや優しさや強さに圧倒されて、こうありたいなぁと思いました。。そうだよね。。復讐や報復からは何も生まれないもんね〜〜。赦した先に希望の光が差すんですよ
「赦す」って、ただやさしいだけじゃ無理だよね。。強い意志と大きな心がな無くちゃ出来ないし、本当に難しいことだと思う。。。

「許せない人は居ない。許してしまうから」と長瀬クンも言ってました。

おいらを貶めた会社や上司も許そう。。この先何があっても恨まないよ。。もし辞めることになったとしても、それは次の展開へのステップだと考えればいいや。。誰かを恨んでも結局は自分が傷付くだけなんだよね〜。。うん　そんな無駄なことをしてる暇はない(^_-)-☆
（話が著しく脱線しました(￣▽￣*)ゞ(笑)）

おいらは、ラグビーには興味がないしルールも知らない。。でもスポーツものとしても面白かった。弱っちいチームがマンデラとの出会いを機に、どんどん強くなっていく。心に志を抱いたときの人間は強いよね　国をあげて喜ぶ様子を見ていて、やっぱりスポーツの力って凄いなぁって思った。。スポーツは娯楽だけど、ワールドカップには国としての誇りや威信がかかってるからね。
マンデラは人柄や思想も素晴らしいけど、戦略家だよな〜。この、たかがスポーツで、国民に国の誇りと融和を植え付けたんだから。。(*´ー`)
スポーツ映画としても楽しめる作品にしたことで、政治や思想が絡んだ社会派作品やメッセージ性の強い作品が苦手な人でも楽しめるものになっていると思いました。

そうそう、役者や監督にもいちおう触れとこかなくちゃ(･∀･)ﾉ　
モーガン・フリーマンも、マット・デイモンも、ラグビーが大嫌いな黒人の大統領警備の兄ちゃんも、メイドさんも、脇の脇まで好演ですなぁ〜(*´∀｀*)v
クリントは、いい映画を作るツボを知ってるよねぇ。。ハズレがないって凄い