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毎日の「うれしい たのしい」を、勝手におすそわけ♪
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あらすじ:慶長十七年(一六一二)陰暦四月十三日正午。
豊前国小倉沖の舟島。真昼の太陽が照り付けるなか、宮本武蔵と佐々木小次郎が、たがいにきびしく睨み合っている。小次郎は愛刀「物干し竿」を抜き放ち、武蔵は背に隠した木刀を深く構える。武蔵が不意に声をあげる。「この勝負、おぬしの負けと決まった」。約束の刻限から半日近くも待たされた小次郎の苛立ちは、すでに頂点に達していた。小次郎が動き、勝負は一撃で決まった。勝ったのは武蔵。検死役の藩医に「お手当を!」と叫び、疾風のごとく舟島を立ち去る武蔵。佐々木小次郎の「厳流」をとって、後に「厳流島の決闘」と呼ばれることになる世紀の大一番は、こうして一瞬のうちに終わり、そして・・・・・・物語はここから始まる。

:井上ひさし(吉川英治「宮本武蔵」より)
演出:蜷川幸雄
出演:藤原竜也,勝地 涼,鈴木 杏,六平直政,吉田鋼太郎,白石加代子ほか


さいたま芸術劇場で、『ムサシ』ロンドン・NYバージョン千秋楽を観てきました(・∀・)ノ
去年上演された『ムサシ』の再演です。(今年はロンドン・NYでも上演)
この作品の言いたいことは、「憎しみの鎖を断ち切れ」つまり「反戦」なんですよね。。
「生きろ」っていう強烈なメッセージが根底に流れてる。
テーマの割にコメディー要素も多くて笑えるし、エンタメ作品なんだけどね。。
舞台ヲタでもないし、プログラムもちゃんと読んでない自分だけど、井上ひさしさんは一貫してそういうことを訴え続けておられたのでは。。
去年、天王洲で『きらめく星座』っていう井上ひさし作の舞台を観たんだけど、これがもう凄く良くて、感動してレビューを書いたんですよ。。これもテーマは反戦だったなぁって。
http://miwawan.blog.shinobi.jp/Entry/1466/
故・井上ひさし氏は演劇界の巨人だったと思うんだけど、その凄さを知ったのはつい最近っていう、、浅い知識しかないおいらの見解ですが~(^。^;)

小次郎役が小栗旬から勝地涼に変わり、だいぶ雰囲気は違いましたが、好演ですね
5人6脚のシーンの爆笑は言わずもがな、、個人的には柳生宗矩のキャラが大好きでした~(笑) 田鋼太郎さん、上手いなぁ。。(*´ー`)
そして竹林の動きと、笹がわさわさと風に揺れる演出ツボだった。

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好奇心のおもむくままにチャラチャラと趣味中心に暮らしつつも、実は現実派。。
エンタメ(映画&舞台&ライブ&ドラマ(長瀬クン出演作品限定(笑))、アート、小説、歴史、旅行、遺跡、ファッション、長瀬智也、羽生結弦、フィギュアスケート、Adam Cooper、英国 etc...美しく奥深いものを愛して止まず!!!
現在、東京近郊でひとり暮らしを満喫中。ひとり最高〜(*´ー`)♪
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