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毎日の「うれしい たのしい」を、勝手におすそわけ♪
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http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/mainsite/

解説:『ダークナイト』の気鋭の映像作家、クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で挑む、想像を超えた次世代アクション・エンターテインメント大作。人の夢の世界にまで入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ企業スパイが、最後の危険なミッションに臨む姿を描く。主役を務めるのは『シャッター アイランド』のレオナルド・ディカプリオ。物語のキーマンとなる重要な役どころを『ラスト サムライ』の渡辺謙が好演する。斬新なストーリー展開と、ノーラン監督特有のスタイリッシュな映像世界に引き込まれる。
あらすじ:コブ(レオナルド・ディカプリオ)は人が夢を見ている最中に、その潜在意識の奥深くにもぐり込んで相手のアイデアを盗むことのできる優秀な人材だった。彼は、企業スパイの世界でトップの腕前を誇っていたが、やがて国際指名手配犯となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれるほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。(シネマトゥデイ)

監督・脚本:クリストファー・ノーラン
キャスト: レオナルド・ディカプリオ(コブ),渡辺謙 (サイトー)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット (アーサー),マリオン・コティヤール (モル)
エレン・ペイジ (アリアドネ),トム・ハーディ(イームス),ディリープ・ラオ (ユスフ)
キリアン・マーフィ(ロバート・フィッシャー),トム・ベレンジャー (ブラウニング)
マイケル・ケイン(マイルズ),ピート・ポスルスウェイト(モーリス・フィッシャー)


(※以下、ネタバレありの感想です)
これって凄く面白い作品なんだけど、観てない人にストーリーの説明をするのは難しい(笑)
凄く難解ってことはないんだけど、現実+夢(1~3階層+虚無)の5階層で話が進行するので、疲れた頭でボーっと観てたら話が見えなくなる可能性は大きいかな(汗)。。少なくとも小さな子供に理解できる話じゃないの。。そして、感想を書こうとするとネタバレになってしまう(笑) 以降はネタバレOKなかただけ読み進んで下さいね 理数系脳の人は、それぞれ流れるスピードが違う多重構造の夢の速度や時系列を計算したり、法則を確認するのも面白いかもね(^_-)-☆

この作品、全米興行収入が2週連続1位な上に、日本でも初登場1位だったのよねー
これはめっちゃ嬉しいな。夏休みはどうしても子供向けの作品が稼ぎ頭になる(親子で観ることになるから確実に複数動員できる)ものだからさー。
しかも、ジブリにピクサーに『踊る大捜査線』という、誰もが当たると分かってる作品を向こうに回して、オリジナル作品が1位だもん。子供には難しいし、尺が長いから上映回数が稼げない作品だというのに凄いと思う(≧∇≦)/ まぁ日本での1位は1週のみだと思うけど。。
川崎で、2DのIMAX(一律2,000円)で観て来たんだけど、やっぱIMAXは迫力があっていいねぇー。スクリーンがどデカくて鮮明で迫力あるサウンドで。。

主人公のコブは、夢に侵入する企業スパイとして優秀だったけど亡き妻のトラウマで業務に支障をきたして夢の設計ができなくなり、優秀な学生のアリアドネ(エレン)を雇う。。このアリアドネがとても重要な役なんですよー。コブのトラウマを解く意味でも。
エレン・ペイジいいね~(^_^)V 自然で瑞々しい演技で。。『JUNO』も映画館で観たけど良かったもんね。。そして、コブの相棒アーサー役のジョセフ君がとても美味しい役だしカッコイイですよ。彼が大活躍の無重力シーンは、めっちゃ面白いからね 知らない役者だったけどインプットされました。コブの妻モル役のマリオンは、、いい演技なんだけど、なんだかちょっと老けてるんでレオと夫婦役ってのがしっくり来なかったな。。でもあの底知れない恐さはやっぱり演技力ってことか。。
偽装師イームス役のトム・ハーディーもかっこいいね。セクシーです。御曹司役の気キリアン・マーフィも好演デス 謙さんは最初から最後まで出ずっぱり。日本人でなくても成立する全編英語の役を、ハリウッド大作の重要なポジションで問題なくこなしたというだけでも評価できる。。実際、ちゃんとあの世界にハマってて浮いてないしねー。
レオは物語の中心人物としての求心力もああり、そして心に抱えた傷を十分表現してめっちゃ良かったです。。いいですね、コレ、続編つくっちゃいなyo(・∀・)ノ

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http://www.karigurashi.jp/index.html

解説:メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。
あらすじ:古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。(シネマトゥデイ)

監督:米林宏昌 / 原作:メアリー・ノートン / 音楽:セシル・コルベル / 脚本:宮崎駿 、丹羽圭子
声の出演:志田未来(アリエッティ),神木隆之介(翔), 大竹しのぶ (ホミリーハル)
     竹下景子(貞子),藤原竜也(スピラー), 三浦友和(ポッド),樹木希林 (ハル)


米林監督の色彩のセンス、はんぱない。。めっちゃ好み。さすがに絵も上手いしセンスもいい。
小人の家族のインテリア、特にアリエッティの部屋、めちゃめちゃ好きだ~o(≧∀≦)o
志田未来と神木隆之介の声優っぷりも良かったと思います。。
あとは、セシル・コルベルのケルト音楽がこの世界に合ってて心地よかった(*・∀・)ノ

ただ、物語と言うほどの物語はないので、インパクトに欠けるのよね。。ラストも淡々としてて、え? 終わったの?? って感じ。。悪役も居ないし、大きな戦いも無いし、そこまで盛り上がらないんだな。。
あ~~面白かったぁぁぁ みたいなカタルシスは無かったなぁ。。
それでも最初から最後まで飽きることは無いのは凄いとも言える。。
『トイストーリー』が王道エンタメ作品なら、こっちは短編文学作品みたいな感じかな。。誰もが面白いと思うには淡々としすぎてるけど、静かに染み入る感じ。。(*´ー`)

小人から見たら、、巨大な人間は脅威なんだよね(・_・;)。。お手伝いのハルさんが何だか気持ち悪いんだけど(笑)、本人にはたいして悪気は無いんだろうな。。ただ、小人という生き物を珍しい動物みたいな感覚で捕まえたいだけなのかも。。でもその悪戯心が小人からしたら、大いなる脅威なわけで。。。人間から見た小人も逆の意味で然り。おおかたがハルさんみたいな反応なのでは? スケールが違いすぎて、やっぱり共生できないんだよねぇ。。

小人の視点が面白かったなぁ。。人間にはなんでもない場所の移動が大冒険でさ~。
おいらは子供のころ、お人形遊びが好きだったし、今ももし時間があったらドールハウスとか凝ったミニチュア作品を作ってみたいと思ってるので、そういう意味でのツボはいっぱいあって満足してる。。
小人たちの家や暮らしを見てるだけでも楽しかった(*´∀`)v

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http://kokuhaku-shimasu.jp/index.html

解説:「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」 とある中学校。終業式後のホームルーム。1年B組、37人の13歳の前に立つ担任・森口悠子の告白で始まる衝撃の物語。09年本屋大賞に輝いたベストセラー、湊かなえ著『告白』を、「小説に強く惹かれ、難しいけれど映画にしてみたい」と、中島哲也が監督・脚本を努めて挑んだ、誰も見たことのない極限のエンターテインメント。

監督・脚本:中島哲也
原作:湊かなえ
出演:松たか子(森口悠子),木村佳乃(下村優子(直樹の母)),岡田将生 (寺田良輝(ウェルテル))
   西井幸人 (渡辺修哉),藤原薫(下村直樹),橋本愛 (北原美月),新井浩文(修哉の父)


映画としての出来はいいんですよ。。映像も綺麗だし、演出もいい。
でも好みの問題で言ったら、この話は好きじゃない。むしろ2度と観たくない。
中島監督の作品が大好きで、『下妻物語』、『嫌われ松子の一生』、『パコと魔法の絵本』のどれも好物なんだけど、これはダメだったよ┐(´~`;)┌
同じ復讐ものでももっとスカっとする作品なら好きだし、別に正義が好きなわけでもなく、ピカレスクもダーティーも嫌いじゃないんだけど、これは。。。(-。-;)

人間の嫌な面をこれでもかってくらい見せられて人が嫌いになる。
子供、恐いなぁ。恐ろしい。。しかもやけに生々しく、現実でもニュースで見たことのあるような話だから余計に後味が悪い。。世の中に希望が持てなくなるんだよー(´Д`)=3
こういう作品がヒットする世の中もなんだか嫌だ(;=△=)(笑)
犯人の生徒も気持ち悪いけど、普通のクラスメイトもみんな気持ち悪いんだわ。
松たか子の演じる教師も、共感できない。みんな大なり小なり狂ってる。
ファンタジーとして観られれば良かったんだけど、現実社会に普通に存在する少し狂ってる人に被爆した経験があるので(笑)エンタメ作品として楽しめなかったのかなぁ。。
クライマックスの仕掛けは、エンタメとしては面白かったけどね( ̄ー ̄)v

拍手[18回]

解説:『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの敏腕プロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーが携ったアクション・アドベンチャー大作。古代ペルシャを舞台に、時間をさかのぼって過去を変えられる「時間の砂」をめぐる陰謀に迫る。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル監督がメガホンをとり、主演の王子役を『ゾディアック』のジェイク・ギレンホールが熱演する。神秘的で壮大な物語と豪快なアクションに魅了される。
あらすじ:シャラマン王に見込まれて養子となった、ペルシャ帝国第3王子のダスタン(ジェイク・ギレンホール)は勇猛果敢な若者だった。ある日、敵国への武器供給の情報を得た王の腹心の弟ニザムと王子3人は協力し、軍を率いて聖地アラムトの制圧を成し遂げる。だが、聖地への進軍は王の怒りを買い、王は武器供与の証拠を示せと息子たちに迫るのだった。(シネマトゥデイ)

http://www.disney.co.jp/movies/persia-movie/

監督:マイク・ニューウェル
出演:ジェイク・ギレンホール(ダスタン王), ジェマ・アータートン (タミーナ王女)
   ベン・キングズレー (ニザム),アルフレッド・モリナ (シーク・アマール), スティーヴ・トゥーサント



コレ、おいらの観たい映画リストに全然入ってなかったんだけど、作品の評判が割と良いって事と、ジェイク・ギレンホールは良い役者だから間違いないかなと思って観て来た。
そしたら、かなりの拾いものでした。面白かったぁーー\(^▽^)/
ミニシアター系の映画も好きだけど、こういう王道ハリウッドムービーも大好物デス

ペルシャが舞台なので、今年トルコを旅してきたおいらとしては、なんだか懐かしい風景だったなぁ。。メブラーナ教団っぽいぐるぐるダンスも出て来たし(゚∇゚*)
これってエンタメ映画の王道だね~(・∀・)ノ 惜しみなく資金をつぎ込んで、観客を徹底的に喜ばせることに骨惜しみしてない作品だった。さすがディズニー
アドベンチャー・ファンタジーとして誰でも楽しめるストーリーなんです。。貧しい子供が王に拾われ王子になり、逞しく成長する。でも信じていた人に陥れられて逃亡者となる。
戦闘能力も人格も優れたダスタン王子。相棒のお姫さまが気が強くて勇敢なのもお約束(笑)

映像は凄いし、アクションもお見事。ダスタンが子供のころから身軽で身体能力がハンパないという設定がないと成り立たないお話だし、スピーディーな身のこなしでカッコイイんだぁ~(☆o☆) 主人公にこれでもかっていうくらい次々と苦難がふりかかるので終始ハラハラドキドキ
だけど、VFXやアクションばかりに目が行って中身がスカスカって映画じゃなくて、ベタながら役者の技量や物語の面白さも活きてて飽きないんだよね。
おいら的には、全体としてイギリス英語だったのも心地よくて好きだった。
そしてなんと言っても、ギレンホールが魅力的でした~。こういう役が似合うのは意外だったけど、ダスタン王子はハマリ役だね~。美形だと思ったことはなかったけど瞳が生き生きと輝いてて可愛いんです。シリーズ化なら2も観るぞぉ-(≧∇≦)/

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解説:生きるために北朝鮮から中国へ渡った父子の悲劇を描いた人間ドラマ。100人近い脱北者への取材を基に企画から完成までに4年を要した本作は、助監督をはじめとする30人余りの実際の脱北者がスタッフとして参加。彼らの想像を絶する体験と故郷への想いが折り重なった本作は、世界で初めて、北朝鮮のリアルな日常と強制収容所の実態を描くことに成功し、第81回アカデミー賞外国語映画部門賞の韓国代表作品に選ばれた。中国やモンゴルで撮影された雄大な映像美も見どころだ。
あらすじ:中国国境に近い北朝鮮の炭鉱の町で、貧しいながらも妻子と幸せに暮らすヨンス(チャ・インピョ)だったが、ある日妻が肺結核を患う。風邪薬さえ手に入らない状況に、危険を顧みず決死の覚悟で国境を超え中国へ出稼ぎに行くが、不法な現場が発覚し警察に追われる身に。その間に病状が悪化した妻は亡くなり、一人残された11歳の息子ジュニ(シン・ミョンチョル)は父との再会を信じ国境を目指すのだが…。


http://www.crossing-movie.jp/

ヨーロッパ映画3連続の次が日本映画で、お次は韓国映画でしたーー(*'∀')ノ
映画で世界旅行?(笑) 韓国映画はマジで久々だな~。何年ぶりか覚えてないくらいです。
映画好きの友人が絶賛してたので、気になって観てきました。

だめだ。。予告動画を見ると、今もまた号泣していまう。。(ノд<。)゜。
そりゃぁ北朝鮮のことは良く思ってないさ。。あの非道な拉致問題もいまだ解決してないし、独裁者(将軍様)と洗脳された人々っていうイメージだったよ。。にもかかわらず普段あまり気に掛けることもなく生活し、どこか他人事だったのは否めない。。
でも、そんな国の市井の民は結局自分と同じ普通の人間なんです。彼らのリアルな日常に衝撃を覚えた。。脱北者が大使館に駆け込んだり、国境の川を命がけで渡る様子などはニュースや報道特集で目にしたりはしてたんだけどさ~。

北朝鮮の現実が生々しく描かれていて、貧しく不潔で服もボロボロ。。強制収容所の悲惨さときたらもう目を背けたくなる地獄です(>д<)!!!
でも映像はとても美しく、映画としてのエンタメ性は保たれてるんです。
この物語に登場する家族の愛の美しさや懸命に生きる姿に心打たれた((;□;))
つつましく、ささやな幸福に包まれた家族。。そして、その美しいものを無残に踏みにじる国家の体制に怒りを覚えた。泣いて泣いて、泣くしかできない自分が情けない。さほど遠くない国にこんな現実がある。ぬくぬくと暮らしている私達は映画の最後の方に出てくる能天気な観光客と一緒だ。

エンドロールで流れる映像にもまた涙が止まらなくなった・゜・(ノД`)・゜・。
そこには理想の世界が描かれてたんですよ。。本当に普通に河原で煮炊きして食事して会話やふれあいを楽しむ人々の様子が描かれてるだけなんだけど。。でも、たったそれだけのことが出来ないなんて。。やるせないです~~~。・゚・(>_<)・゚・。

泣くことしかできない自分がふがいないけど、知ることができたのは収穫だと思ってます。すべてにおいて恵まれてる自分は、もっとちゃんと生きなくては。
配役も素晴らしく、父親役のチャ・インピョも息子役のシン君も好演でした。

拍手[12回]

ストーリー:主人公の佐和子(満島ひかり)は田舎を飛び出して5年。職場を5回変え、男も今の職場の先輩社員で・バツイチ子連れの健一(遠藤雅)で5人目。「どうせ自分は中の下ですから」と自嘲気味に呟き、高望みする気力もなく妥協した日々を送っていた。
そんなとき、田舎でしじみ工場を営む父親(志賀廣太郎)が病に倒れ帰郷することになり、工場の跡継ぎの座に惹かれた健一が娘を連れて強引に付いてくる。しかし、従業員のおばさんたちには相手にされず、会社は倒産寸前。健一は工場に勤める若い女子社員と浮気し、加代子を残して失踪してしまう。
それまで流れに流されるままに生きてきた佐和子は、人生のどん底にぶち当たり、ついに腹を括る。

http://kawasoko.com/

監督・脚本:石井裕也
出演:満島ひかり(木村佐和子),遠藤雅 (新井健一),相原綺羅(新井加代子)
   志賀廣太郎(木村忠男),岩松了(木村信夫)etc.


ヨーロッパ映画の次は、ひさびさの日本映画で-す(^▽^)/
予告とかで気になってたし、評判も凄く良いので観てきました。
セリフや間の取り方の演出が新しいなぁ、これは新たなる才能の発見か? と、意気込んで見たせいか最初はそこまで良いかなぁって感じでした。面白くてクスリと笑っちゃうんだけど、独特なセリフの応酬はちょっと狙いすぎっていうかあざとく感じる部分もあったので(゜゜;)。。
満島ひかりも、すごく上手いんだろうなと期待していたせいか、最初は間とかセリフまわしが、あんまり上手くないじゃん、、、なんて思いながら観てました。自分を卑下したまま「しょうがない」と妥協してる態度に共感できなかったからかもしれないけど。

しかぁーし 自分の底辺っぷりを自覚し、ふっきれて開き直った後の主人公はがぜん魅力的。。演技も冴えわたってました(^_^)V

健一役の遠藤雅さん。。名前に覚えがあるなぁ。。顔にもちょっと記憶が
ちょっと変人でうざくてKYで情けないダメ男を演じきってたました。。
あっ 思い出したーー。『IWGP』の6話でヒロキの兄のエリトをやってた人だよ。地味に長瀬クンと絡んでたから顔に記憶があったんだね(笑)
健一の娘役の女のコも上手いのよね~。この娘のキャラがまたいいんだなぁ。。ダメな親を持ってしまったために腹の据わった子供でさ。。

父親役の志賀廣太郎さんが文句なく上手いデス。味のある演技とはこのこと。叔父さんの岩松了さん、工場のおばさん達、漁師、同僚OLなど、、みんなダメでみんな魅力的。
冴えない人生を歩む普通の人間それぞれにドラマがあって、監督の目線は優しい。。情けなくても馬鹿でも、人間が大好きでしょ それがにじみ出てた。
とっても元気になる映画でした(・∀・)ノ オススメ!!!

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解説:『イベリア 魂のフラメンコ』などのスペインの巨匠カルロス・サウラ監督が新解釈で臨んだ、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」誕生の物語。1787年に初演され、大成功した名作オペラを作曲したモーツァルトと、劇作家ロレンツォ・ダ・ポンテの奇跡の出会いを描く。劇作家を演じるのは『ストーン・カウンシル』のロレンツォ・バルドゥッチ。オペラ作家の人生を軸に描かれる、現実とオペラの舞台が同時進行で語られるストーリーに引き込まれる。
あらすじ:1763年、ベネチアで暮らすユダヤ人少年エマヌエーレはキリスト教に改宗し、名前もロレンツォと改名する。やがて成長したロレンツォ(ロレンツォ・バルドゥッチ)は神父となるが、放蕩生活に明け暮れたために、ベネチアからの15年の追放を宣告される。彼は自由な気風あふれるウィーンに渡り、モーツァルト(リノ・グアンチャーレ)と出会う。(シネマトゥデイ)


http://www.don-giovanni.jp/

最近、なぜか3回連続でヨーロッパ映画を観ました(*´ω`)ノ
『17歳の肖像』がイギリス映画でしょ、『オーケストラ!』がフランス映画で、この『ドン・ジョバンニ』はイタリア・スペイン合作映画でした~。

衣装も、あらゆる装飾もとても美しい。。映像美も素晴らしいの(☆o☆)
ストーリーもけっこう好きなテイストだわ~って思いながら見てたんだけど、中盤から眠くなって、かなりガッツリ寝ちゃった(^。^;) 特にオペラの部分が眠かった(笑)
なぜか分かんないけど眠かったんだよぉ(>д<)!!! オペラが肌に合わないのかな?
だもんで、この作品は良かったのか悪かったのかよく分かりません
原題にはないモーツアルトの名前をタイトルに入れたのは客寄せだよねぇ?? この映画でのモーツアルトの比重はそんなに高くなかったと思うので。。
おいらはオペラに無知だから、主人公の劇作家ロレンツォ・ダ・ポンテの名前すら知らなかった。。オペラ『ドン・ジョヴァンニ』の名前は知ってたけど。。

オペラのドン・ジョヴァンニは地獄に堕ちるのに、カサノヴァの弟子で本人も女たらしのダ・ポンテが真実の愛に目覚めて最後は幸せになり長生きするってのはなんかイイ(^_-)-☆(笑)

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解説:かつては一流オーケストラの天才指揮者だった中年清掃員が、急きょ出演できなくなった楽団の代わりに、昔の楽団仲間を集めてコンサートに出場しようと奮闘する感動作。寄せ集めオーケストラが巻き起こす奇跡を、『約束の旅路』のラデュ・ミヘイレアニュ監督が笑いと涙とともに描き出す。『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロラン、『トランスポーター』シリーズのフランソワ・ベルレアンらが出演。逆境にめげず、コンサート出場を目指す元楽団員たちの姿に勇気づけられる。
あらすじ:かつてボリショイ交響楽団の天才指揮者だったアンドレ(アレクセイ・グシュコフ)は、ソ連時代の圧政で地位を奪われ、今は冴えない劇場清掃員として働いていた。ある日、出演できなくなった楽団の代わりのオーケストラを探しているというFAXを目にした彼は、とんでもないことを思いつく。それは、いまや落ちぶれてしまったかつての仲間を集めて楽団を結成し、コンサートに出場するというものだった。(シネマトゥデイ)


http://orchestra.gaga.ne.jp/

ラストのチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の演奏で号泣した。・゚・(>_<)・゚・。
不協和音がピタッと揃って神懸かり的な音に変わった頃から涙が止まらずに、エンドロールの最後まで泣いてた(ノд<。)゜。 おいらチャイコフスキーが大好きだから余計にヤヴァかった。。音楽の素晴らしさに圧倒されて大感動した。。いい話だったなぁ~。

名声の絶頂期にブレジネフ政権のユダヤ人排斥によって音楽を取り上げられて、今はボリショイ交響楽団で清掃員として働くアンドレイが主人公。アンドレイはロシア人だけどユダヤ系楽団員を擁護して国家へ楯突くものとして指揮者の座を追われたんです。
音楽を奪われ落ちぶれて30年間も負け組だった男と楽団員の一発逆転ものですよ
こういう話って人の心を揺さぶるよね~。間違いない(≧д≦)ノ

でも基本、滑稽で笑えるストーリーなんです。ブランク30年の楽団員がみんなスラブ系で生きるためにたくましくて、自由すぎるの( ̄w ̄)(爆)
見ていてイライラするほど金儲けとか遊ぶことしか考えてねーー(笑)
でも音楽性とウデとは失ってなかった。。特にジプシーのヴァイオリニストがパネーv(≧∇≦)v
登場人物がみんないいキャラしてるのよ~。30年間、夫を支えるために逞しく生きて来たんであろう妻もいい味出してたなぁ。。奥さんが男前で泣けた(>_<。)
スターヴァイオリニスト役のメラニー・ロランって女優さんは『イングロリアス・バスターズ』のあの娘かぁ。。。どうりで見覚えがあるはずだ(*'∀')ノ

この作品はファンタジーとして気楽に見ればいいと思う。決して超クオリティーの高い芸術作品っていうんじゃなく、むしろB級臭(笑)もするし「ありえねー」って突っ込みっぱなしなのに、最後にオーケストラの奏でる天の恵みのような音に打ちのめされて涙が止まらなくなる。そんな作品。
でも当時の圧政やユダヤ人の排斥、ユダヤ系を庇って転落した音楽家の話は本当にあったこと。。その事実がこのコメディー・テイストの作品に深みを与えてるんデス。

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みわわん(miwawan)
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観る、読む、聴く、描く、書く。
自己紹介:
好奇心のおもむくままにチャラチャラと趣味中心に暮らしつつも、実は現実派。。
エンタメ(映画&舞台&ライブ&ドラマ(長瀬クン出演作品限定(笑))、アート、小説、歴史、旅行、遺跡、ファッション、長瀬智也、羽生結弦、フィギュアスケート、Adam Cooper、英国 etc...美しく奥深いものを愛して止まず!!!
現在、東京近郊でひとり暮らしを満喫中。ひとり最高〜(*´ー`)♪
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